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必見!子どもの熱中症対策



毎日暑い日が続いていますね~。

この前、仕事場で作業をしていたら、同僚が熱中症で倒れてしまいました。
そのときの経験も含めて、今日は、あるべき熱中症対策(食べ物や飲み物、防止策や対応策)を書いていこうと思います。

特に、体の小さい子どもなどは、熱中症でも危険な症状になりやすいので、注意が必要です。
今から書く対策は主に子ども向けに書いていきます。
なお、大人でも十分な効果が期待できますので、参考にしてみてください。

予防


まずは予防です。

炎天下に長時間いる場合、下記の対策は必須です。
・水分を取る
・塩分を取る
・帽子をかぶる
・サングラスをする
・日焼け止めを塗る
・汗をふきすぎない


・水分を取る

これは言うまでもないですね。
基本的には、「冷たい水か麦茶」が一番です。

運動したり、炎天下に長時間いると、発汗により塩分が消費されます。
下のように塩分も必要ということも考えると、水分と塩分を両方摂取できるスポーツドリンクが効率がいいはずなのですが、一般のスポーツドリンクは、塩分だけでなく実は糖分が大量に入っています。

成分表示を良くご覧ください。糖類がきちんと主張していますw

糖分を取りすぎてしまったり、ミネラルのバランスを崩したりすることがあるため、かえって体に悪いことがありますので、あまりおすすめしません。
また、子どもは、スポーツドリンクなどの甘い飲み物が好きですので、ついつい大量に飲みすぎてしまうことも、おすすめしない理由の一つです。

なので、水分補給は冷たい水か麦茶がベストです。
(麦茶に関しては、利尿作用のあるカフェインなどが入っていないことから、簡単に手に入るお茶の中では一番でしょう)
水筒に入れてもっていきましょう。

・塩分を取る

これは今の世代にはきちんと認識されていないのではないでしょうか。

上記のように、発汗により汗をかくと、体の中の塩分が失われていきます。
塩分が足りないまま水分だけを補給すると、逆に体の中の塩分濃度が下がり、頭痛や嘔吐などの症状が現れることがあります。

従い、水分だけでなく塩分も同時にきちんと補給することが大切です。
塩分補給におすすめなのは、「塩飴」です。

昔よく、おばあちゃんなどが、塩飴をくれたことがありましたが、あれば大事な塩分補給をしろと言っているのですw

飴なら、なめていれば良いだけなので、こまめに水分を取るより楽ちんですし、コンビになどに絶対売っているので、是非ひとつは持って行ってください。
ただし、喉に詰まるのを避けるため、運動中はなめないよう注意してくださいw

また、塩分補給は、水分補給と同じく予防だけでなく対処療法にも使えます。
初期症状が現れたら、口に入れて横にならせてあげてください。

・帽子をかぶる

これは子どもには、ほぼ必須といっても過言ではないでしょう。
真夏の炎天下で帽子をかぶっていない子どもをよく見かけますが、非常に危険です。

直射日光があたっているところとあたっていないところで、温度は5度~10度違います。
そして、帽子をかぶっていない子どもの頭の温度は、何と「40度超」

こんな状態で走り回っていたら、倒れてしまいます。。

帽子をかぶるだけで、頭の温度を十分に下げることができます。
また、頭に直射日光があたることで、脳が刺激されて悪影響を及ぼします。この意味でも、帽子は必ず被ってください。

ではどんな帽子が良いかというと、薄い色の麦わら帽子がベストですね。
ポイントは風通しと光の吸収度です。

間違っても、黒いニットキャップなどはやめましょうw
被らないより熱中症のリスクが高まるおそれがあります。

・サングラスをする

芸能人でなくとも、サングラスは実用的です。

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、目に熱い光の刺激を受けることは、脳に対してダメージが来ます。
これは、目まいや興奮状態などの症状を引き起こす原因にもなります。
また、紫外線も同じように目にもよくありません。

激しい運動をしている時は危ないかもしれませんが、どこかに出かけるために日なたを歩いている時や車に乗っている時など、極力かけておくことをおすすめします。

今は子ども用でもUVカットのサングラスはユニクロでも売ってますし、子どもに選ばせて自分の気に入ったデザインのものをかけさせるようにしましょう。

・日焼け止めを塗る

紫外線が皮膚に深刻なダメージを与えることは周知の事実ですね。
子どもも同じです。

子どもは細胞の新陳代謝が早いから、大人みたいにベタベタ塗らなくても大丈夫、とう考え方はもう古いです。
むしろ、子どもの肌の方が弱いため、大人よりきちんとガードして守ってあげる必要があります。

自分は、「エルバビーバ」の日焼け止めを使っています。
オーガニックで肌に優しいのでオススメです。

・汗をふきすぎない

これは賛否両論あるようですね。
汗は、体温を下げるための体の働きです。汗の蒸発による気化熱により、体温が下がります。
なので、科学的には、汗をこまめに拭き取りすぎると、本来的な汗の機能である体温調節機能が果たせない結果、熱中症になる可能性があります。

でも、ベタベタしてうっとうしいし気持ち悪いですよねw
しかもほっとくと臭うし。。w

ということで、自分のおすすめは、「濡れタオルで拭く」です。
こうすると、汗の本来の機能を失わずに、ベタベタを抑えることができます。

なお、大人なら、濡れタオルを首に巻いておくことで、太い血管が通っている首の後ろをそもそも冷やすことができますので、一石三鳥になりますが、子どもは動いている間に変に首に巻き付いたりすると危険なので、首に巻いておくことはおすすめしません。

その他初期症状や対処法など


冒頭に書いた自分の同僚の場合は、休憩せずの炎天下での作業が終わって、ひんやりとしたところに戻ってきて座ってご飯を食べだしたとたん、気分が悪くなり、倒れてしまいました。

なので、言えることは下記2つ。

・こまめに休憩を入れる
体の調節機能がおかしくなっていたところへ、急な温度変化があったことが一つの原因と思われます。
なので、できればこまめに休憩を入れ、体がびっくりしないようにしてください。

・すぐにものを食べない
体の調節機能が戻らないまま一気にものを食べると、リバースのリスクがあります。。
上とも共通しますが、水分や塩分を少しずつ取って、じっくり体を戻してから、徐々に食べるようにしましょう。

対処法や応急処置に関しては、医学系のサイトが詳しいのでそちらをご参照いただければと思います。
ざっくりと言えば、基本的には体温を下げて水分・塩分を取って安静にすることがまず大事です。
付け加えて、目まい・失神系は脳に酸素が回るよう、頭より足を高く上げる。
けいれんは塩分補給をきちんと行う。
そして体温が異常に高い時は、すぐに救急車を。

こんな感じですが、詳しいことは医学系のサイトをご参照いただき、間違った対応をしないようにしてください。

ということで、何といっても、夏は水分と塩分はきちんと補給して、できる限りの予防をして楽しく遊びましょう。

ではでは。




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