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甲子園の名勝負で盛り上がる



さあ、いよいよ甲子園がはじまりますね。
皆さんは、甲子園でどんな思い出があるでしょう?

ということで、今日は自分が選ぶ名勝負を紹介したいと思います。

栄光の第一位は、第80回大会準々決勝、横浜対PL学園です。

これはもはや伝説となっている一戦ですね。

怪物


松坂投手が17回250球を投げ切りましたが、その球数の多さが議論を呼び、延長が15回までと、短く改正されるキッカケとなった試合でもあります。

当時の松坂投手は本当に怪物でしたw

センバツでは5試合全て完投、そして3完封と圧巻の成績。

この夏の大会でも、準々決勝まで3試合で1失点と、大崩れせずその力を見せつけていました。

難敵


PLは、センバツでも戦い、辛くも逆転で勝ったものの、横浜にとっては苦しめられた強敵でした。

そのPLが松坂攻略のために編み出した方法が、「捕手のクセで球種を絞る」というものでした。

松坂投手の主な球種は豪速ストレートとキレッキレのスライダー。捕手は、松坂投手のスライダーがキレすぎるが故に、スライダーの時構えが変わるというクセです。

これを三塁コーチが見て打者に掛け声で合図を送る、というものでした。
��wikipediaより)

すごいですよねw
なおこのコーチは、楽天のコーチをしていたりします。

これが功を奏したか、PLは4回までに安打を重ね、4点を取りました。

��回にも、センバツの時の教訓を生かして、本塁のクロスプレーでアウトにするなど、一進一退の攻防が続きます。

一進一退


PLは7回に4ー5と勝ち越します。しかし、8回にすぐさま横浜が追いつき、5ー5のまま延長へ。

実はこの1点も、PLの守備位置のミスに気付いた横浜が盗塁を成功させたことなど、ミスがあれば点を取られる、一つのミスが負けに繋がるような、非常に危うい均衡でゲームが進んでいました。

また9回には、PLの4番が牽制でアウトになり、サヨナラのチャンスを潰しています。

11回には横浜が1点リードするも、その裏にPLが追いつき、また16回にも横浜が1点を取りますが、裏にPLが1点を返す。

追いつくPLも凄ければ、逆転のPLに逆転させない横浜も凄い。

どちらに流れが傾くのかわからない、まさに死闘です。

死闘の末に


17回表、途中出場のPLのエース、上重投手は、わずか2球で2アウトを取ります。そして3人目の打者もゴロに打ち取り、三者凡退と思った瞬間、ショートの送球が高く逸れ、エラー
��アウト一塁となります。

ここで、PLのキャプテンはタイムを取るようナインに指示を出そうとしますが、大歓声にかき消され、そのまま途中出場の横浜・常盤選手がバッターボックスに入ります。
��参照:『ドキュメント・横浜vsPL学園』(アサヒグラフ特別取材班、朝日新聞社刊))

そして初球。

上重投手は、捕手のストレートのサインに頷き、アウトコースへストレートを投げます。

球は内側に入り、常盤選手が初球から思い切り振り抜いた打球はスタンドへ高々と舞い上がり、ツーランホームラン。

これで流れは決しました。

その裏は、松坂投手が躍動して無失点に抑え、長時間に及んだ激戦はゲームセット。

上重投手は清々しい笑顔だったのが印象的でした。アナウンサーもそんな感じのこと言ってましたし。

この両校は、年に一回集まって食事会をしているそうです。大人になっても思い出がしっかり刻まれていて、敵味方なく旧交を温められる、素敵ですね。

ということで、今年はどんなドラマが生まれるのか楽しみです。皆さんもお楽しみに!

ではでは。



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